ウチの中にソトがある空間、ゆらぎが魅力をつくる ~裏と表(2)~
ここはイタリア・ミラノのガッレリア。
私は一度もいったことはないです。
一度は行ってみたい場所。
ここも通りに面したお店の外壁が、内壁のようにもなっている。
そして天井は、ドームまたはアーチ状のガラス屋根で覆われている。
これによって各店舗の外壁が、ガッレリアにとって内壁に反転しているように感じれらるのだと思います。
もしこの屋根が無かったら、オシャレな街の街路という印象になるではないか。
だが屋根があることで、建物の中にいる感じがする。
さらに透明感のある屋根でもあるので、外でもあるようにも感じられる。
この、ソトでありつつウチであるという空間のゆらぎみたいなものが、
この場所を魅力的にしている大きな要因のひとつに思います。
また通りに面する街並みは石造りで、重厚感がある。
逆に屋根のガラスは透明感や軽さを感じさせる。
これらの対比が双方を際立たせ、お互いがお互いを引き立てているように思われる。
よくデパート内に見られるアーケードは、このガッレリアに似た造りをしているように思いました。
もしかしてここの影響かも。
私見ですが。
やっぱり一度は行ってみたい。
(写真はグーグルストリートビュー・マップより)
ここまで読んで頂きありがとうございました。
たぐめも でした。