アットウされた
大人になってから初めて
京都を訪れた時のこと
その時
京都駅から北に向かって歩いていた
しばらくして
現代の中に
圧倒的な過去が現れた
東本願寺の山門
「御影堂門」
そのあまりの大きさに
そのあまりの迫力に圧倒された。
そして確かにここに流れていたであろう
古(いにしえ)の時間・光景を
無意識に夢想した
現在のレイヤーと過去のレイヤー
頭の中で重なる
その時
チョットした時間旅行をした気分になった
湧きおこるワクワク
だから京都はやめられない
東本願寺が現在の地に納まったのは、徳川家康に現在の地の寄進を受けた1602年(慶長7)。この時に西・東本願寺に分かれた。現在の山門は1864年の蛤御門の変で焼失後、1911年(明治44)に再建されたもの。国内最大級の木造山門。