古くなくても木造じゃなくても、趣のあるモノがデキる
もうだいぶ前になりますが、ある客室の写真を雑誌で見て、一目惚れしました空間がありました。
それは京都の旅館「俵屋」さん。
ただ、私は泊まったことも、入ったこともまだないです…
(宿泊料が私にとっては高めでして、いつの日か一度は泊まってみたいと思っています)
そこで、外見だけでもと思い撮った写真が以下です。
この外見がこれまた、中がどんな風になっているか想像を掻き立てられませんか
館内がどうなっているかの1コマとして、客室の一室の写真を参考にスケッチしてみました。
(詳しく観たい方は「京都 俵屋」などで検索くださいませ)
( 参考:「意中の建築 上巻」中村好文/新潮社 )
絵の雑さは別にしていただいて…
なんとも趣きがないですか?
私は基本、近現代建築よりも古い建物、例えば京都の寺院などの建物の方に惹かれる方です。
そして、俵屋さんもその延長線上のような感覚で見ていました。
ですがこの俵屋さん、スケッチを描いた客室は新館の方なんですが、1965年にできたものだそうです。
設計は明治生まれの建築家 吉村順三さん。
しかも木造じゃなく鉄筋コンクリート造。
それでこの雰囲気が出している建築家の技量に感服です。
いや〜、やっぱり色々な意味で、いつか一度で良いから泊まってみたい。
ちなみに本館の方は、(1864年の禁門の変で焼失後再建された)木造だそうです。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
たぐめも でした。